9割以上の人が間違えている!キレイな姿勢のつくり方
2015年04月03日 LIGARE Blog
正しい姿勢は何が良いのか
「姿勢が悪いので直したい」とレッスンや相談を受けられる多くの方が、正しい姿勢になると何が良いのかについては分かっていません。
正しい姿勢は「身体への負担が最も少ない状態」と言えます。
悪い姿勢は痛みやコリなどの原因になりますので、姿勢を直すことでこれらの症状が緩和することがあります。
また、筋肉も正常に働くことができず、スタイルの崩れに繋がることも姿勢を直すべき理由の1つです。
キレイに見せるために姿勢を直すことも大切ですが、もう少し自分の身体に関心を持つことでエクササイズ効果を高めることができます。
ここに注意!キレイな姿勢のつくり方
姿勢をチェックするときのポイントは他にも沢山ありますが、今回は2つの大切なポイントをご紹介します。
頭が前に出て、背中が丸くなることで身長まで縮んで見えるのがよくわかりますね。
現代人のほとんどがこのような姿勢になっていると言われていますので、あなたも次の2つのポイントを覚えておきましょう。
① 肩の端にある骨の出っ張り (肩峰)
② 耳の後ろにある骨の出っ張り (乳様突起)
この2つのポイント(骨) を結ぶラインが床と垂直になるようにするとキレイな姿勢をつくることができます。
あごの下はこぶしが1つ入るくらいのスペースを空けておきましょう。
よくある間違った姿勢の直し方
肩甲骨を寄せて、胸を突き出した写真のような姿勢。
ストレッチとして行うのであれば良い場合もありますが、これを正しい姿勢だと勘違いしている方も多いようです。
日常的に手を後ろで組む方はいないと思いますが、肩甲骨にも正しい位置があり、寄せれば良いというものではありません。
猫背を直すためにこのような姿勢になる方も多いですが、上記の2つのポイントもずれることがわかります。
頭はスイカ1玉分くらいの重さがありますので、その位置がずれると骨盤の傾きなどにも悪影響が出ます。
姿勢改善はオーダーメイド
風邪をひいたとき、あなたはどんな薬を処方してもらいたいですか?
きっと誰もが自分の身体や症状に合わせて調合された薬を望むはずです。
姿勢改善もまさにそれと同じでオーダーメイドであるべきです。
いくつかのパターンに分類することはできますが、微妙な骨の位置や身体のクセは人それぞれ。
あなたの姿勢に合わせた最善の改善方法を知るためにも1度、専門家のレッスンを受けることをオススメいたします。
レッスンをすぐに受けることが難しいという方は姿勢に関する参考記事を併せてご覧ください。
〈併せて読みたい参考記事〉
・「猫背の人は胸を張らないでください」