食べても太らない!?運動すると食欲を抑える○○○○が出る
2014年09月13日 LIGARE Blog
ダイエットの天敵である「食欲」
単純に考えるとダイエットを成功させるためには今の生活の何かを「変える」必要があります。
そのために多くの人が「食事の量」や「カロリー」を変えようとします。
僕もダイエットのために食事をコントロールすることに異論はありませんが、特に食べることが好きな方にとって「食欲」を抑えることはとても大変です。
その我慢は意志の強さで表現されることもありますが、本当にそうなのでしょうか?
そこで今回は食欲と運動の意外な関係についてまとめていますので、ダイエットに興味のある方は以下をお読みください。
お腹が空くと「グレリン」が出る
人間はなぜお腹が空いたと感じるのかというと「グレリン」という胃から出るホルモンの影響です。
グレリンは胃の中が空っぽの時にだけ分泌され、カロリーに関係なく胃にモノが入ってきたら止まります。
「それならグレリンが出なければ良いんだ!」と思ったあなたは要注意。
このグレリンは成長ホルモンを促進させるので、人間の身体は空腹時に生まれ変わると言えます。
大切なのは「食欲」の ON/OFF
過食気味の人はグレリンの分泌が乱れている可能性があります。
約2週間でその分泌がリフレッシュされると言われているので、「お腹がすいたら適量を食べること」を2週間続けることが、過食を止めるポイントです。
食欲のON/OFFが正常になれば、ダイエット成功率も高まります。
運動すると食欲を抑える「ホルモン」が出る!?
空っぽだったお腹が満たされると「インクレチン」というホルモンが出ます。
これは「もう食べなくていいよ!」と食欲を抑制する働きのあるホルモンで、とても強力。
食事後にしか出ないこのホルモンが食事前に出たら、いつも食べ過ぎてしまうあなたも食欲を抑えることができるかもしれません。
なんと、最近の研究では「運動をすること」でGLP-1(インクレチンの一種)が分泌されることがわかってきています。
どんな運動すると食欲を抑えられるのか
これについてはまだ完全には解明されていません。
しかし、筋肉にある程度の負担のかかる運動が良いと言われているので、筋力トレーニングやピラティスなどは効果的に食欲を抑えることができる可能性があります。
また、高地トレーニングなどの低酸素の環境でもGLP-1が分泌されやすいという結果が出ています。
これからの研究に期待する部分もまだ残されていますが、「カロリーコントロール」をすることが主流だったダイエットも、「食欲コントロール」をすることが1つのキーワードになる時代がやってくるかもしれませんね。
これを読んでくださっている皆さんも間違った情報に惑わされることなく、正しいダイエットをしましょう!
〈併せて読みたい参考記事〉