「脚のすき間=O脚」ではない

2014年02月28日 LIGARE Blog

赤ちゃんはみんなO脚

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赤ちゃんが立っている姿を想像してみてください。

赤ちゃんは関節が軟らかいので、みんなO脚です。

この生理的湾曲は5歳頃までに徐々に矯正されていくので、心配ありません。

ただ、稀に骨の成長障害の場合もありますので、その際は専門科を受診されてください。

O脚はどこで見分けるのか

「脚の間にすき間が空くから、O脚」

これは簡易な判断方法であって、絶対ではありません。

正確には「太ももの骨」と「すねの骨」の角度(Qアングル)で見分けます。

この角度が180°以上になるとO脚になります。

内ももを締めるだけの矯正は危険

膝の間にボールを挟んだり、矯正ベルトをつけてO脚を直しているのよく見かけます。

内ももを締めるだけでは根本的な矯正にならないことはもちろんのこと、危険がいっぱいです。

骨盤が横に大きい女性は脚のすき間が空いていても、O脚ではありません。

そんな方が上記のような矯正をしていたら、逆に脚を歪めてしまうことになりかねません。

オーディションなどの採点でも

モデルさんからお話を聞くと、色々なオーディションでも「脚のすき間」は重要視されるようです。

身体の構造を分かった上での採点であれば問題はないですが、「O脚じゃないO脚」を直したいという方によく出逢います。

直るO脚,直らないO脚

筋肉のアンバランスや骨盤の傾きなどによって、O脚になっている場合は比較的簡単に直すことができます。

骨自体が歪んでO脚になっている場合はなかなか矯正することが難しいです。

なので、O脚に悩んでいる方は正しい判断と骨が歪んでしまう前の早めの矯正が大切です。

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