胃下垂は食べても太らないって本当?
2014年05月20日 LIGARE Blog
胃下垂は夢のようなダイエット方法か?
「胃下垂になると痩せる?」
どうやったら胃下垂になるんですか?という質問をいただいたこともありますが、本当に食べても太らないのでしょうか。
もし、それが真実だとしたら女性にとってはまさに夢のようなダイエット方法。
これまでに○○ダイエットと呼ばれる方法をたくさん試して「胃下垂」についても知りたいあなたはこの先をお読みください。
答えは YES & NO
これが「胃下垂は食べても太らない?」の答えです。
胃下垂になると胃の働きが弱まり、小腸で栄養を吸収しづらくなります。
その結果、食べても太りにくいカラダになると言えます。
これを知って、今すぐにでも胃下垂になりたい!と思ったあなたは要注意。
胃下垂が高身長で痩せ型の女性に多いことがこの危険な憧れに拍車をかけていますが、胃下垂になっても太る方はいますし、さらなる危険が潜んでいます。
そもそも胃下垂ってなに?
胃下垂とは読んで字のごとく、「胃が垂れ下がった状態」で、日本人の約30%が胃下垂だと言われています。
もともと胃というのはみぞおちの辺りにありますが、それがおへそや下腹部まで垂れ下がります。
お腹だけぽっこり出ているような方は胃下垂になっている可能性があります。
胃下垂の原因
胃下垂の原因は大別して2つ。
① ストレスなどによる精神的な問題
② 不良姿勢などによる身体的な問題
ストレスを受けると胃の活動が弱まり、食べた物が消化されずに残ってしまいます。その重みで胃が徐々に下垂していきます。
また、姿勢が崩れることで骨盤が歪んだり、腹筋を使わなくなると内蔵の位置が変わり、同じように胃が下垂していきます。
危険!胃下垂は病気の前兆になりうる
胃下垂は胃炎や胃潰瘍につながる危険な身体のサインです。
消化不良による栄養失調の状態が続くため、お肌などにも良くありません。
食べても太らないからと暴飲暴食を続けていると、後から取り返しのつかない事態になることもあるので、やはり健康的なダイエットとは到底言えません。
そんな胃下垂を治すためには上記の2つの原因を改善することが大切。
運動は精神的ストレスにも不良姿勢にも効果的にアプローチできますので、気になる方はいつでもご相談ください。
胃下垂になって痩せたい!と考える前に安全で効果的にカラダを変える方法を参考にされてみてください。
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